サーモスタット
TS-11 シリーズ
超小型サーモスタット
- φ11mm超小型
- 動作温度公差±1℃が可能
- RoHS対応品(F6、F6Kタイプは除く)
ご使用上の注意
サーモスタット
TS-11/TS-17/TS-43シリーズ
- TS-11,TS-17シリーズのネジ取付けタイプの取付けは、サーモスタットを親指、人差し指及び中指の3本の指でつまんでねじ込み、固くなったところで少し力を入れます。この時のトルクは0.15N・m程度です。この状態をおすすめします。
- サーモスタットのケース周囲を工具等で挟んで取付けないで下さい。ケースが変形して動作不良の原因となります。
- 接点定格に応じたリード線をご使用下さい。リード線の線径が太いと半田付時に半田及びフラックスの量が多くなり、フラックスが内部に浸透して導通不良の原因となりますのでご注意下さい。
- リード線を端子にからげる際は、端子に力を加えないようにして下さい。
- 半田付け端子への接続は25W以下の半田コテ(コテ先温度350℃max)で端子に力をかけないように、3秒以内で行って下さい。また、リード線の端末とケースの間の絶縁距離を確保して下さい。
- 製品の丸洗いは出来ません。内部へ洗浄液が浸透し、導通不良の原因となります。
- リード線半田付け後は、端子に力を加えないで下さい。
- サーモスタットは防塵構造となっていますが、防滴/防水タイプを除いては液状接着剤の使用は避けてください。接着剤をご使用の場合は、サーモスタットの内部に浸透しないようにして下さい。特にシリコン系の接着剤は接点に悪影響を及ぼすことがありますので、使用しないで下さい。
- TS-11F1,TS-11F6,TS-43A及びTS-43B(フランジ取付けタイプ)は、フランジの載る取付け面が 平らな場所に取付けて下さい。
- TS-43A及びTS-43Bの端子の最適締付けトルクは、0.4~0.6N・mの範囲です。
- 端子引っ張り強度は、常温で最大1kgf−10秒間です。
- サーモスタットの動作・復帰温度は、弊社恒温槽内にて所定温度変化率での条件です。
実際の装置に取り付けた場合は、取り付け方法や周囲温度の違いにより動作温度が異なる場合があります。
ご使用に際しては装置制御温度が適切になるようサーモスタットの温度をご決定下さい。
使用状態(通常・異常状態を想定)にて実際にサーモスタットを取り付けて試験されることをお奨め致します。
安全上のご注意
取付け作業、操作及び保守点検に際しては、「取扱説明」をよくお読みのうえ、正しくご使用下さい。
この「取扱説明」では、安全上の注意事項のクラスを「危険」、「注意」として区分してあります。
危険 |
取扱いを誤った場合に、死亡又は重傷を受ける可能性があります。 |
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注意 |
取扱いを誤った場合に、中程度の障害や軽傷を受ける可能性、及び物的損傷が発生する可能性があります。 なお、注意に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。 |
危険 |
取付け・取外し作業、配線作業及び保守・点検は必ず電源を切ってから行って下さい。端子部に触れると感電の恐れがあります。 |
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注意 |
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