直流高電圧スイッチ
TP30M/TP30G シリーズ
直流高電圧スイッチ30Aシリーズ
- 小型高電圧スイッチ
- 電圧引外しコイルを用意
- 小型・省スペース
- 太陽光発電、EV充電器等に最適
- 安全設計/耐電圧4000V
- RoHS対応品
※DC80V以下、AC250V以下のスイッチもございます。
詳細はサーキットプロテクタの仕様をご覧下さい。
ご使用上の注意
共通注意事項
- サーキットプロテクタは、標準取付け姿勢(右図)でのご使用を推奨いたします。
カタログに記載されている遮断特性及びイナーシャルディレイ特性は、標準取付け姿勢での値です。
標準取付け姿勢以外でご使用の場合には、カタログの特性値が生かされません。
その場合は必ずお問い合わせ下さい。 - アーク孔と装置のパネルとの間に右表のアークスペースをあけて下さい。
標準取付け姿勢時、トグルハンドルタイプのアーク孔は上面に、ロッカーハンドルタイプ及びSTP30、TPR30では下面にあります。 - サーキットプロテクタをMAY TRIP領域で使用することはできません。
MAY TRIP領域の電流が長時間通電されることが予想される場合は、弊社までご相談下さい。 - リレー形又はデュアル形の電圧引外しコイルへ断続的に電圧を印加される場合は、 瞬時印加の後、30秒以上間隔 (周囲温度25℃時)をあけ、印加回数は5回以下にして下さい。
- ハンドルに「ON-OFF」又は「|- ○ 」表示が無いものをご使用の際は、取付けパネルにこのマークを表示して下さい。
- ハンドルによるON−OFF操作は、ハンドルの動きを途中で止めたりしないでスムーズに行って下さい。
ON操作時は、ハンドルがON位置に突き当たるまで押して下さい。
OFF操作時は、ハンドルをOFF方向に押して下さい。ハンドルは素早くOFF方向に戻ります。 - ハンドルは、軽い力で操作可能です。
ハンドルに必要以上に強い力を加えますと、製品の破損又は機能障害の原因となりますのでご注意下さい。 - 過負荷トリップ後ハンドルを再投入する時は、過負荷の原因を取り除いて、ハンドルがOFF側に十分に戻りきっている事を確認した上で行って下さい。もし、短絡遮断した形跡など過度の損傷が認められる場合は、再投入は行わないで下さい。
- 標高2000m以下でご使用下さい。
- 特殊な電流波形について
右図のようなコンデンサインプット電流においては、
プロテクタの定格電流値と回路電流値が近過ぎますと、「うなり音」や「不要な遮断」が発生することがあります。
これは回路電流値(rms)の 2~3倍の定格電流値の
プロテクタを使用することにより回避できます。
その他詳細につきましてはお問い合わせ下さい。 - ディレーティングについて
サーキットプロテクタは定常電流が定格電流の80%以下(逓滅率:ディレーティング)でご使用頂くことで、接続する配線ケーブル及び製品の長期信頼性が得られます。当社は、80%以下の逓滅率でのご使用を推奨いたします。また、使用周囲温度と電流の逓滅率につきましては下表をご参照下さい。同表は、主端子に接続する電線の温度定格が105℃の場合の値です。それ以外の場合には、ご相談下さい。
ICP30/UP30/TP30/TP30G/TP30M/STP30/TPR30シリーズ
- 3.5mmまでのパネル厚さ(ハンドルストッパー付きは2mm以下)に適応する寸法となっています。
このパネル厚さを超える場合はご相談下さい。 - 取付けネジの有効ネジ深さは、5mm maxとなっています。
パネルに取付ける場合、有効ネジ深さとパネル厚さなどの締付け厚をご考慮のうえ、取付けネジ長さをご選定下さい。
取付けネジが長すぎますと、サーキットプロテクタが破損することがありますので、ご注意下さい。 - 定格電流15Aを超えるサーキットプロテクタをご使用の場合は、信頼性の点で、ファストンタブ主端子への接続は半田付けを推奨致します。
- 主端子への半田付けは、60W以下の半田コテで5秒以内で行って下さい。
- 補助端子への半田付けは、40W以下の半田コテ(コテ先温度350℃max)で、端子に力をかけないように、3秒以内で行って下さい。
- 半田付けの際、半田及びフラックスがサーキットプロテクタ及び補助回路の内部へ侵入しないようにご注意下さい。
- 洗浄の際、洗浄液がサーキットプロテクタ及び補助回路の内部へ侵入しないようにご注意下さい。
- TP30Mへの配線時は、必ず、入力電源の+(プラス)極側をLINE端子及びA端子に接続して下さい。
LINE端子及びA端子に−(マイナス)極側を接続いたしますと、サーキットプロテクタの遮断性能及び寿命が著しく低下し、カタログ仕様を満足することはできませんので、ご注意願います。 - TP30M及びTP30GのDC2極切指定品を、電源の片側を筐体にアースする機器にご使用の場合には、下記の「配線上のご注意」を参考にして、適切な接続をご選択下さい。
適切な接続が行われない場合、1極切となりカタログの性能を満足できない場合がありますので、ご注意願います。
DC 2極切指定品の配線上のご注意
TRM,TNM,TP25M,TP25G,TP30M,TP30G,TP50M及びTP50Gの2線切指定品をご使用の場合は、下記をご参照のうえ配線願います。
TRM,TNM,TP25M,TP30M,TP50M
LINE端子を プラス (+) に接続、LOAD端子を マイナス(-) に接続する。
1. 電源の片側を筐体にアースしない場合
2. 電源の片側を筐体にアースする場合
※アースしない極側にプロテクタを配線して下さい。
3. 7V、7Dを使用する場合
TP25G,TP30G,TP50G
LINE端子を電源側に接続する。
1. 電源の片側を筐体にアースしない場合
2. 電源の片側を筐体にアースする場合
※アースしない極側にプロテクタを配線して下さい。
安全上のご注意
取付け作業、操作及び保守点検に際しては、「取扱説明」をよくお読みのうえ、正しくご使用下さい。
この「取扱説明」では、安全上の注意事項のクラスを「危険」、「注意」として区分してあります。
危険 |
取扱いを誤った場合に、死亡又は重傷を受ける可能性があります。 |
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注意 |
取扱いを誤った場合に、中程度の障害や軽傷を受ける可能性、及び物的損傷が発生する可能性があります。 なお、注意に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。 |
危険 |
取付け・取外し作業、配線作業及び保守・点検は必ず電源を切ってから行って下さい。端子部に触れると感電の恐れがあります。 |
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注意 |
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